Miho Uranaka
[東京 7日 ロイター] - 公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が7日に発表した2026年4─6月期(第1・四半期)の運用収益は24兆0895億円と、四半期ベースとして過去最高となった。国内外の株式市場が好調に推移し、運用収益を押し上げた。
運用収益率は8.20%。資産別の収益率は外国株式が16.94%、国内株式が14.48%、外国債券が3.13%だった。一方、国内債券は金利の上昇を受けてマイナス1.11%となった。
4─6月は人工知能(AI)・半導体株が主導し、国内外で株式市場が活況だった。日経平均株価は5万円台から一時は7万円台と急騰。TOPIXも過去最高値を付けた。米国株も大幅高となった。一方、債券市場では日銀の金融政策正常化の流れのほか、高市政権の財政拡張路線への懸念もあり国内金利は高止まりが続いた。
GPIFの6月末時点の資産保有率の内訳は国内債券25.59%、外国債券24.60%、国内株式24.48%、外国株式25.33%。いずれもGPIFが定める指針の範囲内に収まった。GPIFは4資産にそれぞれ25%ずつ配分する基本ポートフォリオを採用している。
自主運用を始めた01年度からの累積収益額は221兆0201億円だった。