宇宙船を意図的に月に墜落させる構想は異例に思えるかもしれないが、実はかつてNASAの月探査計画の一環として実施されていた。

アポロ計画では月面に地震計を設置して、月震などの揺れを観測した。

アポロ13号の打ち上げに使われた「サターンV」ロケットの3段目は、地震を発生させて研究する目的で、意図的に月面に墜落させた。アポロ13号は爆発事故が起きて宇宙飛行士の月面着陸は断念を強いられたが、ロケットの3段目を月に衝突させて研究用の地震データを生成することには成功した。

月震は、今回のロケット衝突でも発生した可能性が大きい。しかし月面でそれを観測できる機材は残っていない。

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