[23日 ロイター] - 米半導体大手インテルは23日、第3・四半期(7-9月期)の利益・売上高が市場予想を上回るとの見通しを示した。人工知能(AI)データセンターの構築拡大を背景に中央演算処理装置(CPU)への需要が高まる中、今後2年間の投資計画も拡大する。

インテルは、第3・四半期の売上高は158億─168億ドルと、LSEGがまとめたアナリストの平均予想(151億ドル)を上回るとの見通しを示した。調整後利益見通しは1株当たり0.38ドルと、アナリスト予想の0.27ドルを上回った。

デービッド・ジンズナー最高財務責任者(CFO)はロイターとのインタビューで、CPU需要の急増を受けて、今年の設備投資計画を180億ドルから200億ドルへ引き上げたと明らかにした。2027年の設備投資も「大幅に増加する」見通しだとし、「事業の成長機会に対する自信の表れだ」と強調した。

併せて発表した第2・四半期(4-6月期)の売上高は前年同期比25.4%増の161億3000万ドル、調整後利益は1株当たり0.42ドルとなった。こちらも市場予想の144億2000万ドル、0.21ドルをそれぞれ上回った。調整後粗利益率も41.8%と、市場予想の38.8%を上回った。

データセンター・AI部門の売上高は62億6000万ドルと、市場予想の53億7000万ドルを上回った。ノートパソコン・デスクトップ部門は88億8000万ドルで、予想の78億9000万ドルを上回った。

ジンズナー氏は、ノートパソコン・デスクトップ部門では、エントリーモデル向けの低価格半導体からハイエンド向けに供給をシフトしたことで、販売台数は減少したものの平均価格は上昇したと述べた。

受託製造(ファウンドリー)事業の売上高は57億7000万ドル。アナリスト予想は55億5000万ドルだった。

同社の株価は時間外取引で8%超上昇した。半導体銘柄の広範な下落を受けて6月22日の終値ベースでの最高値から25%超下落したものの、年初来では170%超上昇している。

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