中国作家協会が授与する魯迅文学賞。近代中国文学の父とされる魯迅の名を関したこの賞は、中国で最も権威ある文学賞の1つとされる。特に、詩、随筆、文学評論、翻訳、短編小説の分野では、中国国内最高の賞として広く認識されている。

同賞は草の根の作家よりも、実績のある職業作家が受賞するのが通例だったが、7月に発表された魯迅文学賞の詩歌部門受賞者は、江蘇省で配達員として働く王計兵(ワン・チーピン)だった。

56歳の王は、中国東部の江蘇省昆山市で配達員として働いた8年間、料理を配達する合間を縫って詩を書き留めてきた。走行距離が約16万キロに達すると本人が語る中で、書いた詩は5000編を超える。

作品は労働者階級が持つ静かな尊厳から着想を得ていることから、王は「配達詩人」と呼ばれるようになった。

低所を「飛ぶ」
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