[16日 ロイター] - 豪資源大手BHPグループが16日発表した2026年度(25年7月─26年6月)の鉄鉱石生産量は過去最高となり、実現価格も上昇した。年度中には中国鉱産資源集団(CMRG)との供給契約交渉が難航し、CMRGが購入制限を課したものの、これを克服した形だ。

西オーストラリア事業の年間鉄鉱石生産量は100%ベースで2億9120万トンと、前年度の2億9000万トンを上回った。26年度の平均実現価格は3%上昇し、湿量トン当たり84.56ドルとなった。

BHPはCMRGとの年次交渉による価格への影響には言及しなかった。

27年度の西オーストラリア事業の鉄鉱石生産量は2億8400万─2億9600万トンとの見通しを示した。

26年度第4・四半期の鉄鉱石生産量は7480万トン。ビジブル・アルファがまとめた市場予想は7510万トン、前年同期は7750万トンだった。

一方、BHPが長期的な成長の源泉と位置付ける銅の第4・四半期生産量は49万1900トンと、ビジブル・アルファがまとめた市場予想(49万2700トン)とおおむね一致したが、前年同期の51万6200トンからは減少した。

27年度の銅生産量は、チリのエスコンディダ鉱山の品位低下が予想されることを背景に、最大で15.5%減少すると見込まれている。

同社はまた、西オーストラリア州ピルバラの鉄鉱石プロジェクト「ミニスターズノース」に9億ドルの投資を承認したと発表した。生産開始は29年度を見込む。

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