[ワシントン 15日 ロイター] - 米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)は、トランプ大統領がカタールから寄贈された新たな大統領専用機(エアフォースワン)に関する報道を巡り、同紙の記者3人に出された連邦大陪審の召喚状を差し止めるよう求める申し立てを裁判所に行った。同紙の広報担当者が15日に明らかにした。
NYTは新たな大統領専用機には旧型機にあった安全機能の一部が備わっていないと報じた。これを受け、ニューヨーク州のクレイトン連邦検事は10日、召喚状を出した。記者らは15日にマンハッタン連邦裁判所の大陪審で証言するよう命じられていた。
NYTの上級副社長兼副法務顧問、デビッド・マックロー氏は「われわれが申し立てで述べた通り、これらの召喚状はタイムズ紙の報道を罰するために悪意を持って出されたものだ」と述べた。
「政権について自由に報道し、国民に重要なニュースを伝えるというジャーナリストの権利を守るため、法廷で争うつもりだ」とした。
ブランチ司法長官代行は15日、上院委員会で、記者らは捜査の対象ではないとした上で、召喚状は機密性の高い国家安全保障情報を漏らした人物の特定を目的としていると述べた。
マックロー氏は、現在非公開となっている同紙の提出書類を公表するよう裁判所に求めている。同氏は「国民にはこの件に関する情報を知る権利があると考えている」と述べた。