Mayu Sakoda

[東京 15日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は続伸し、前営業日比0.9%(610円41銭)高の6万8353円91銭となった。前日の米国市場で消費者物価指数(CPI)の発表を受けて利上げ観測が後退し、半導体関連株が買われた流れを引き継いだ。日経平均は1.50%(1000円)超高まで上昇した後は上げ幅を縮小し、もみ合う展開となった。オランダの半導体製造装置大手ASMLの決算発表を控え、様子見ムードが強まった。

・日経平均は小幅続伸で寄り付いた後、1.51%(1022円23銭)高の6万8765円73銭まで上昇、買い一巡後は上げ幅を縮小してもみ合い。

・時間外取引の米株先物指数はしっかり、韓国の総合株価指数(KOSPI)は一時7%超高と急伸。

・後場の取引時間中にASMLの決算を控え、手控えムードが徐々に広がる

・TOPIXは0.53%高の4060.50ポイントで午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は4兆9817億4100万円。

・東証33業種では、値上がりが非鉄金属、証券、卸売、その他金融など21業種、値下がりが鉱業、情報・通信、医薬品など12業種。

・米IBMの株価が25%急落したことを受けて、ソフトウエア、コンサル関連銘柄が逆行安。NEC、富士通、野村総合研究所などが4─5%超安。

・主力株では、アドバンテストが4%超高、東京エレクトロンが2%超高、キオクシアホールディングスが6%超高。

・半面、ソフトバンクグループが3%超安、リクルートホールディングスが1%超安。

・東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1024銘柄(65%)、値下がりは488銘柄(31%)、変わらずは45銘柄(2%)。

<アイザワ証券 アナリスト 高橋直人氏>

「米利上げ観測の後退に加え、中東情勢ではトランプ米大統領がホルムズ海峡の通航料発言を撤回したこともあり、外部環境は改善している」

「ASMLの決算は半導体市況の先行きを占う材料として市場の関心が高く、結果を見極めたいとのムードが強まっている」

「KOSPIの値動きが半導体株への投資家心理に影響を与える中、ディフェンシブ株とAI関連株の間で日替わりの循環物色が続いている」

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