Aleksandra Michalska  Kristina Cooke

[ビデフォード(米メーン州) 14日 ロイター] - 米移民・税関捜査局(ICE)は、テキサス州とメーン州での交通検問中、6日間に2人の男性がICE捜査官に射殺されたことを受け、全国の職員に対し、車両停止措置の大部分を一時停止するよう指示した。政権高官が14日に明らかにした。

トランプ政権の国境問題責任者を務めるトム・ホーマン氏はFOXニュース・チャンネルのインタビューで、車両停止措置の一時停止について「これは政策の変更ではなく、一時的な中断だ」と説明。「ICE捜査官の安全を確保し、彼らが正しい行動を取っていることを確認するための短期的な見直しとなる」と語った。その上で、車両を停止させる以外にも、検挙するための選択肢が捜査官にあると付け加えた。

射殺された2人の男性は、ICEを所管する国土安全保障省によって「不法滞在者」と位置付けられたものの、同省当局者は強制送還作戦の本来の標的ではなかったことを認めている。

いずれの発砲についても映像は公開されておらず、連邦当局は2人がICE捜査官や一般市民に対して脅威を及ぼしていたなど、制止のための発砲を正当化するに足る証拠を提示していない。

トランプ大統領が復帰し、大規模な強制送還キャンペーンを開始した2025年1月以降、移民取り締まり作戦中に射殺された人の数は少なくとも7人となった。

メーン州での射殺を受け、13日にはすぐさま抗議活動が行われ、14日にもさらなるデモが行われた。

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