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[ワシントン 14日 ロイター] - トランプ米大統領は16日夜、米選挙に関する新たな調査と機密解除された情報文書、および「投票機の脆弱性」について国民向け演説を行う。政権高官の1人が明らかにした。

演説は米東部時間16日午後9時(日本時間17日午前10時)から予定されている。

トランプ氏は2020年大統領選で民主党のバイデン前大統領に敗れた結果を巡り、具体的な根拠を示さずに大規模な不正があったとの主張を繰り返してきた。

これまでの裁判所の判断や票の再集計、トランプ氏の第1次政権下の司法省による調査では、不正投票や投票機の不正操作を裏付ける証拠は確認されていない。国土安全保障省サイバー・インフラ安全局(CISA)も20年の選挙を「米史上最も安定した選挙」と評価している。

こうした中でトランプ氏は記者団に、今回の演説が投票機の信頼性に関する問題を扱うか問われ、「その話題も含まれる」と述べたが、詳細には言及しなかった。

政権高官の話では、トランプ氏は演説で20年大統領選に関する新たに機密解除された情報や、ホワイトハウスが外国勢力によるサイバー侵入を可能にする恐れがあるとみる投票機の問題点について説明する見通しだ。

選挙管理当局は、投票機は適切に保護されており、過去の選挙結果を変更した外国からのサイバー侵入の証拠は確認されていないとしている。

トランプ氏は先月、側近のビル・プルテ氏を国家情報長官代行に指名し、20年大統領選関連文書の機密解除権限を与えた。

また事情に詳しい3人の関係者は、最近になってホワイトハウスが20年大統領選の一部事案を再調査するための特別チームを設置したと明かした。保守系ジャーナリストのジョン・ソロモン氏も調査に関与しているという。

21年に公表された米情報機関の評価報告書は、外国勢力が20年大統領選の技術的側面を改ざんしようとした、あるいは成功した兆候は確認されなかったと結論付けた。同報告書は、ロシアがトランプ氏に有利となる影響工作を実施した一方、中国は選挙結果への介入を検討したものの実行せず、イランはトランプ氏の再選阻止を狙った秘密工作を展開したと分析している。

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