Lili Bayer Andrew Gray

[アンカラ 8日 ロイター] - トランプ米大統領は8日、イランとの戦闘終結に向けた停戦の覚書は「終わった」とし、同夜に再びイランを攻撃すると警告した。ただ、全面戦争を再開させるのか、イランとの協議を継続するかどうかについては明確にしなかった。

トランプ大統領は北大西洋条約機構(NATO)首脳会議が開催されているトルコの首都アンカラで記者団に対し「少々警告しておこう。われわれは今夜、イランに強烈な打撃を与えるつもりだ」と語り、米軍が7日夜に続き追加攻撃を実施する公算が大きいとした。

さらに、7日夜の攻撃でイランの主要石油拠点であるカーグ島を攻撃したことを確認。同島を「今夜も再び攻撃するかもしれない」とし、米軍が同島を占領する可能性があるという警告を繰り返した。

覚書は終わったのかとの問いに「非常に興味深い質問だ。私にとっては終わったと思う。彼らと関わりたくない」とし、「私に言わせればイランと関わるのは時間の無駄だ」と語った。さらに、イランについて「病んでいる。病んだ人々に率いられている」という見方を示した。

関係筋によると、トランプ氏はその後のNATO首脳会議の場では覚書が終わったとの発言は繰り返さなかった。

トランプ大統領はまた、イランが核兵器を保有することを断じて許さないと改めて表明した上で、イランとの「合意なしに」目標を達成する必要がある可能性も示唆した。

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