シロナガスクジラ、ナガスクジラ、ザトウクジラ、タイセイヨウセミクジラといった大型のクジラは特に船舶と衝突する危険性が大きい。

そうしたクジラがかつての捕鯨による個体数の減少から回復して、元の餌場や回遊ルートに戻りつつある中で、同時に世界の海上輸送量が激増しているとトライツは指摘する。

ロイヤル・カリビアンのクルーズ船に衝突して死んだナガスクジラは、特に大きな危険にさらされている。NOAAはナガスクジラについて、船舶の交通量が多い海域にいることが多く、船からは発見されにくいことなどを理由に、タイセイヨウセミクジラに次いで衝突の危険性が高い種に分類している。

それ以上に大きな危険にさらされているタイセイヨウセミクジラは残された個体数が400頭を切る中で、船舶との衝突は種の存続を脅かす最大級の脅威と見なされている。この種のクジラは水面近くを泳ぐことが多い一方で発見が難しく、特に見通しが悪い状況では衝突の可能性が高まる。

クジラを守るためにできること
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