攻撃でエネルギー不足に
ウクライナは、クリミアを含めロシアが不法に占拠している領土すべての奪還を誓っている。一方、ロシアは現在支配している領土を放棄しようとせず、領土問題は、現在停滞しているキエフとモスクワの和平交渉において最大の争点となっている。
ロシア南西部のクラスノダール地方とクリミア半島を結ぶクリミア大橋は、クリミア併合後にウラジーミル・プーチン大統領が建設を主導。2018年の開通式には自らトラックを運転して橋を横断した。
ウクライナにとっては侵略の象徴で、格好の攻撃目標となった。
この橋はこれまでに何度も通行止めと再開を繰り返している。2022年10月には爆発物を積んだトラックが爆発し、火災が発生。橋の一部が崩落して海中に落下した。ロシア当局によると、少なくとも3人が死亡した。
ウクライナはこれまでにも無人艇による攻撃を繰り返しており、ロシアはこれを受けて橋周辺に新たな防御設備を配備した。
カウシャルによると、ロシアは何年も前から橋の周囲に防護ネットやはしけ、浮体障害物を設置してきた。
ロシアが支援するクリミア当局は週末、ガソリンスタンドで一般市民への販売を停止し、政府機関向けの供給に限定すると発表した。また、屋外イベントはすべて禁止され、街灯も消灯された。クリミア当局は公共交通機関の運行本数も削減したとしている。
ウクライナのドローン攻勢がクリミアを支配するロシア側に圧力を与えていることを示す新たな証拠だ。
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