新たな衛星画像により、ウクライナ南部のクリミア半島とロシアを結ぶ「クリミア大橋(ケルチ橋)」周辺に設けられたロシアの防御設備の様子が明らかになった。ウクライナは、ロシア併合下のクリミアをロシアから切り離すべく圧力を強めている。
◾️クリミア半島とロシア本土を結ぶクリミア橋(ケルチ橋)

グーグル・アースの画像やEUのコペルニクス計画の衛星画像によると、ロシアは橋の周囲に浮体式障害物を設置している模様だ。
英王立防衛安全保障研究所(RUSI)の上級研究員シダールト・カウシャルによると、この防御施設は、爆発物を搭載して攻撃してくるウクライナの無人艇の速度を落とし、ロシア軍が迎撃しやすくするためのものだ。
ここ数週間、ウクライナはクリミアへの攻撃を強化している。中距離ドローンを用いて、ウクライナ南部でのロシア軍の作戦を支える補給拠点や、ロシアの戦争遂行能力と経済を支える燃料施設を攻撃し、クリミア半島をロシアから切り離すことを目指しているという。
ウクライナはまた、モスクワのクレムリン近郊の製油所を含め、ロシア各地の石油関連施設への攻撃も継続している。
ロシアは2014年、クリミアを一方的に併合した。現在、この地域にはロシア軍の主要基地が複数置かれており、ウクライナによる攻撃が続く中でも、ロシア人観光客にとって主要な保養地であり続けている。
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