イエメンの「スパイダーマン」、アル・カカ・ビン・アンタル。彼は命綱もヘルメットもなしに危険な登山に挑戦などする動画で有名となった。
しかし、彼の最後はあまりにも彼らしい場所で、あまりにも残酷な形で訪れた。アルジャジーラやAP通信など複数メディアが伝えた。
【動画】手を滑らせ120メートル下の火山火口まで真っ逆さま…「イエメンのスパイダーマン」の死に際を映した動画
2026年6月12日、アンタルはイエメン南部ダリ県ダムトにある火山性クレーター「ハラダ・ダムト」を安全装備もなしに上っていた。
しかし、垂直に近い壁面を登っていた最中に手を滑らせ、深さ120メートルにもおよぶ火口へ落下した。
現地報道などによると、転落後すぐに現地で捜索が開始され、翌日に遺体が回収されたという。
アルジャジーラによると、アンタルはその卓越した技術に加え、穴に落ちた市民の羊を救助するなど、人助けをすることで人々に愛されていた。こうしたパフォーマンスや冒険が、彼の生前の収入源となっていたという。アンタルの葬儀には数百人の地元住民が参列した。
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