またトランプは、イランとの間で「よい合意」は実現可能かもしれないが、より厳しい条件を求めていると付け加えた。「完璧なものでなければならない。ろくでもない合意のために、こんなことをしてきたわけではない」

さらに、ホルムズ海峡は全ての国に開かれた状態であるべきだとして、同海峡の管理権をイランやオマーンに与える合意案をアメリカが受け入れることはあり得ないと強調。

イランとオマーンによる共同管理を認める合意案を受け入れるかと問われた際にも、トランプは明確に否定し、「オマーンも他の国々と同じように振る舞わなければならない。そうでなければ爆撃する」と警告した。「彼らもその点は理解している。問題ない」

4 仲介国 

合意が成立すれば、交渉の仲介役を務めてきたパキスタンの評価が高まり、外交上の存在感を強化できる。イランの攻撃対象となってきた湾岸諸国も、貿易の流れが回復することで恩恵を受けるだろう。

敗者 1 イラン核開発計画に対するアメリカの影響力 

トランプは開戦の理由としてイランの核開発計画の完全な排除を繰り返し掲げてきたが、報じられている合意内容によってその目標をどの程度達成できるかは不透明だ。

アメリカ側の最大の戦略的譲歩は、むしろ合意に盛り込まれていない内容かもしれない。核開発の制限や査察に関する詳細が含まれていない。

2 イスラエル 
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