インドの国境管理戦略に、異例で自滅的な転換点が迫っているようだ。

インド国境警備隊本部は対バングラデシュ国境で活動する現地部隊に、3月26日付で内部文書を送付。国境フェンス設置が困難な河川区域への「爬虫類(ヘビやワニなど)配備の実行可能性」を「作戦的観点」から評価するよう要請したという。

【動画】ホテルに現れた体長4メートルにも及ぶワニが、ロビーを闊歩する緊迫映像

インド・バングラデシュ間の国境線は全長約4096キロに及ぶ。そのうち約850キロがフェンス未設置だ。

バングラデシュからの移民は両国間の争点で、国境付近のインド北東部アッサム州では「外国人排斥」運動や武装反乱も起きた。1986年にフェンス建設が開始されたが、厳しい地形に加えて、用地取得の難航が障害になっている。

だからといって危険なヘビやワニを「活用」すれば、不法移民だけでなく、国境の両側の住民も犠牲になるだろう。国境警備隊員の命も脅かされるのでは?

From thediplomat.com

細胞を「生物学的資産」として管理する時代へ──iPS細胞治療の最前線
細胞を「生物学的資産」として管理する時代へ──iPS細胞治療の最前線
【関連記事】
ニューズウィーク日本版 戦争インフレ
2026年4月28号(4月21日発売)は「戦争インフレ」特集。

ホルムズ海峡封鎖でガソリン・日用品が高騰。世界経済への悪影響と「出口」を読み解く

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます