Alexandra Alper Ruchika Khanna
[23日 ロイター] - 米ホワイトハウス当局者は23日、中国が米国の人工知能(AI)研究機関の知的財産を「産業規模で盗用している」と非難する覚書を公表した。来月の米中首脳会談を前に両国の緊張が高まる恐れがある。
覚書はホワイトハウス科学技術政策局(OSTP)のマイケル・クラツィオス局長が作成したもので、交流サイト(SNS)に投稿された。
その中でクラツィオス氏は「主に中国を拠点とする外国勢力が米国の最先端AIシステムを抽出するため、意図的かつ産業規模のキャンペーンに関与しているとの情報を米政府は入手している」とし、「数万に及ぶ代替アカウントを使って監視を回避し、(AIのガードレールを回避して回答させる)ジェイルブレーク技術を用いて機密情報を引き出すことで、米国のAIモデルから体系的に能力を抜き取り、米国の専門知識と革新を搾取している」と指摘した。
これに対し在米中国大使館は、中国は「知的財産権の保護を非常に重視している」とし、「根拠のない主張」に反対するとする声明を発表した。