[ヒューストン 23日 ロイター] - イラン戦争による価格上昇と供給混乱に対処するため、トランプ大統領が発令した一時的な適用除外措置に基づき、外国籍のタンカーがテキサス産原油を米国の製油所に輸送したことが、23日に分かった。

KplerとLSEGの船舶追跡データによると、マルタ船籍のHTM Warriorが、4月上旬にテキサス州ボーモントにあるフィリップス66のターミナルから軽質・低硫黄のバッケン原油を積み込み、先週、ペンシルベニア州にあるモンロー・エナジーのトレーナー製油所で荷揚げした。

トランプ政権は3月、内航海運を自国籍船舶に限定する1920年ジョーンズ法の60日間の適用免除措置を発表。外国籍船舶が米国の港間で燃料などの輸送を行うことを一時的に許可した。

この異例の適用除外は、ガソリン価格の急騰や肥料供給の混乱に対する政権の緊急対応としてのものだった。

米ニュースサイトのアクシオスは21日、米当局者の話として、政権はジョーンズ法の適用除外措置の延長を検討していると報じていた。

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