23日 ロイター] - 市場調査会社GfKが23日発表した4月の英消費者信頼感指数はマイナス25と、3月のマイナス21から悪化した。短期的な景気後退に陥った2023年10月以来、2年半ぶりの低水準。米イスラエルとイランの交戦に伴う物価上昇への懸念が高まっている。
ロイターがまとめたエコノミスト予想と同水準だった。個人の家計状況や経済状況など主要な指数が低下した。高額品購入の指数は横ばいだった。
GfKの消費者インサイト担当ディレクター、ニール・ベラミー氏は「ガソリン価格をはじめ、急激な物価上昇が家計を圧迫している。消費者は今後も値上げが続くとみている」と指摘した。
今後1年間で物価が上昇するとの見通しは85%に達した。前月の79%から高まり、インフレ率が2桁台だった22年11月以来の大きさとなった。
将来への懸念が反映されることが多いとされる、貯蓄意欲に関する指数は上昇した。
22日に公表されたイプソスの調査では、英消費者の景気楽観度は1978年の統計開始以来で、最低水準だった。23日発表された別の調査では、企業の価格動向を示す指標で過去最大の上昇がみられた。