Michael Holden Sarah Young
[ロンドン 23日 ロイター] - チャールズ英国王とカミラ王妃は27日から4日間の日程で、米国を国賓として訪問する。イラン戦争を巡り関係が悪化している両国の「特別な関係」を強化する使命を帯びた訪問になるとみられる。
チャールズ国王はカミラ王妃とともに、トランプ氏との非公式の面会後、議会で演説し、公式晩餐会に出席するほか、ニューヨークとバージニア州も訪問する。今回の訪問は、米国が英国からの独立を宣言してから250周年の節目に当たる。
英米を巡っては、トランプ米大統領が英国は米国のイラン攻撃に対する支援をためらっていると非難するなどし、双方の関係は大きく冷え込んでいる。トランプ米大統領は、BBCから国王の訪問が両国関係の修復に役立つかと問われ、「もちろん、答えはイエスだ」と回答した。
2007─12年まで駐米英国大使を務めたナイジェル・シェインウォルド氏は、今回の訪問は両国政府間の現在の確執を解消するものではなく、個人の関係よりもはるかに深い絆を示すものとなると指摘。「これまでのどの訪問よりも、今回の訪問は長期的な視点に立ったものだ。両国民および両国の関係の根幹に関わるものだ」と述べた。