[モスクワ 1日 ロイター] - ロシア国防省は1日、2022年に一方的に編入を宣言したウクライナ東部ルハンスク州について、わずかに残って⁠いた未掌握の地域も制圧し、完全に掌握したと発表した。

ロシア国防省は、「ルハンスク人民共和国(ロシア側が同地域に用いる呼称)の解放を完了した」との⁠声明を発表した。

ロイターは戦況に関する報告を独自に確認できていない。ウク⁠ライナ軍の報道官は、同地域の戦況は過去6カ月間で変化はないと述べた。

ルハンスクは、ドネツクと共に、広範な工業地帯であるドンバスを構成する2つの州の1つ。ロシアはルハンスクの99%以上を掌握していた。

ウクライナ⁠のゼレンスキー氏は3月31日、同国軍のドンバスからの撤退でロシアが2カ月の期限を設け、⁠応⁠じない場合はいかなる和平合意においても条件が厳しくなると通告されたと語った。これについて、ロシア大統領府のペスコフ報道官は1日、ゼレンスキー氏はドンバスから軍を撤退させる決断をもっと早く下すべ⁠きだったと述べた。

ロシアのウシャコフ大統領補佐官(外交担当)は1日、ロシアのテレビインタビューで、ゼレンスキー氏がドンバス全域から軍を撤退させる決定を下せば、未解決の外交問題の解決に役立つと指摘。「彼が部隊撤退を決断し、われわれがそれを確認できれば、当然、⁠軍事行動の終了を含め多くの問題を解決する展望が開けるだろう」と述べた。

ロシア国防省によると、同国軍はウクライナ東部のハルキウ州および南東部ザポリージャ州の2州でも村も制圧した。ロイターは、同省の発表が事実か確認できていない。

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