今や世界的コンテンツとなった『ポケットモンスター』シリーズは2026年に30周年を迎え、空前絶後の盛り上がりを見せている。4月8日には『ポケモンチャンピオンズ』がリリースされるのに加え、2027年には完全新作の『ポケットモンスター ウインド/ウェーブ』の発売が発表されており、盛り上がりはますます加速するばかりだ。

ここまで巨大なコンテンツへと成長した『ポケモン』は、ファンだけでなく、実は脳科学の分野からも注目を集めている。

2019年にはスタンフォード大学の研究が話題となった。同大学の研究チームは、幼少期に『ポケットモンスター』を集中的にプレイした経験を持つ人は、大人になっても網膜中心部からの視覚情報を処理する脳領域が活性化することを明らかにしている。

研究チームは、被験者にポケモン、顔、動物、文字など複数の画像を提示し、fMRIで脳活動を比較した。結果、ポケモン経験者の脳では、ポケモンに対して特定の視覚野が強く反応していたことが分かった。

研究チームの1人であり、自身も幼少期に熱心なポケモンプレイヤーだったジェシー・ゴメスは「子供の頃にポケモンを遊んだ人と遊んだことのない人では、大きな違いが見られる」と語る。「ポケモンに詳しい人は、視覚野にポケモン専用の脳内領域が発達している。加えて、その領域は一致している」

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