Nolan D. McCaskill

[ワシントン 23日 ロイター] - 11月の米中間選挙まで9カ月を切り、下院選の激戦区では民主党候補が共和党候補を⁠上回る資金を調達していることが分かった。ロイターが選挙資金報告書を分析した。

現在、下院は218対214と僅差で共和党が過半数を占めている。歴史的に、政権与党は中間選挙⁠では不振に終わる傾向がある。

1月公表の連邦報告書によると、激戦区の現職議員は政⁠党を問わず、資金調達で対抗馬より優位に立ち、昨年は8400万ドル以上集めた。

ただ、最も競争が激しい30選挙区の開示資料を調査したところ、民主党の現職に挑む共和党候補は、共和党現職に挑戦する民主党候補と比較して⁠資金集めに苦戦していることが判明した。

民主党が支配する16選挙区で立候補した共和⁠党候⁠補42人の昨年の調達額は約2000万ドル(1人あたり約46万5000ドル)。共和党が支配する14選挙区で立候補した民主党候補54人の調達額は約5000万ドル(1人あたり約91万8000ドル)だった。

民主党は、現職議員が再選を目指さない3つの激戦区⁠全てで、資金調達で優位に立っている。

下院では、政界引退や知事選、上院へのくら替えなどで来年初めに共和党議員少なくとも31人が離脱する見通し。民主党はこのうちの6議席を取りたいと考えている。

民主党の選挙戦略担当者は、下院共和党は、議席数拡大よりも、わずかな過半数の維持に重点を置き、現職⁠議員の維持を優先していると指摘した。

共和党議会委員会の広報担当者マイク・マリネラ氏は、同党の現職議員は資金調達や有権者が重視する政策課題で「民主党を完全に圧倒している」と述べ、民主党は自らの健闘を確認するようなデータを集めていると指摘した。

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