[イスタンブール 3日 ロイター] - トルコ統計局が3日発表した1月の消費者物価指数(CPI)は、前月比の上昇率が4.84%となり、市場予想を上回った。
食品・非アルコール飲料価格が6.59%上昇したことなどが押し上げ要因となった。
1月の前年同月比の上昇率は30.65%とわずかに鈍化した。物価上昇の背景には、例年行われる最低賃金の引き上げや、年明けに伴う各種価格改定の影響がある。
ロイターがまとめた市場予想では、前月比の上昇率を4.32%、前年同月比を30.00%と見込んでいた。昨年12月の実績は前月比0.89%上昇、前年同月比30.89%上昇だった。
市場予想の中央値によると、前年同月比の上昇率は年末までに23%に鈍化する見通し。トルコ中央銀行の予測である16%を依然として上回っている。
トルコ中銀は1月、主要政策金利を1%引き下げ、37%とした。利下げ幅は予想より小幅だった。
1月の生産者物価指数(PPI)は、前月比2.67%上昇、前年同月比では27.17%上昇となった。
シムシェキ財務相は、1月特有の要因がインフレの基調的な傾向に与える影響は限定的だとの見方を示し、強い決意を持ってディスインフレ政策を継続すると表明した。
また、ユルマズ副大統領は、政府の政策枠組みでは引き続きインフレ率を1桁台に引き下げることを重視しており、最近の急上昇の影響は一時的だと述べた。