<フェイスブックのアカウントを削除しようという動きが出始めている。利用を続けるなら注意すべきこと...>

著名人が続々とアカウント削除を表明

ソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)のフェイスブックから収集したデータを英データ会社ケンブリッジ・アナリティカが不正に利用した問題を巡り、世界に22億人いると言われるユーザーの中には、アカウントを削除しようという動きが出始めている。特にツイッターなどのSNS上では、「#deletefacebook」(フェイスブックのアカウントを削除しよう)というハッシュタグと共に、アカウント削除を呼びかける動きが活発化している。

主にハリウッドのニュースを伝えるサイトDeadline.comによると、テスラやスペースXのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が両社のフェイスブック企業ページを削除したほか、歌手のシェールや俳優のウィル・フェレル、ジム・キャリーなどの著名人が削除を表明している。

同記事はさらに、スーザン・サランドンも4月12日夜、ツイッターで#deletefacebookのハッシュタグと共に「フェイスブックやめます」と書いたツイートを掲載している。

著しいユーザー減少はなし

フェイスブックのマーク・ザッカーバーグCEOは4月4日の記者会見で、#deletefacebookの動きにかかわらず、ユーザー数に大きな影響は出ていないと発言したと英紙テレグラフは伝えている。

フォックス・ニュースによると、さらに10日に行った米国議会での公聴会でも、「フェイスブックを利用解除したユーザー数に著しい増加は見られていない」との見解をザッカーバーグは示していた。

これは、フォックス・ニュースが伝えた最新の調査にも表れている。コンサルティング会社のクリエイティブ・ストラテジーズが米国人1000人を対象に行った調査では、今回のニュースを受けて自分のスマートフォンからフェイスブックのアプリを削除したという人は17%、アカウントも削除したという人は9%だった。

クリエイティブ・ストラテジーズは、フェイスブックにとってこの数字は懸念する規模ではないかもしれない、と指摘している。しかし35%が「フェイスブックの利用が減った」と答え、また別の35%の人は「(個人情報をあまり出さないように)設定を変えた」と回答。

ユーザーのエンゲージメントが下がる動きはフェイスブックのビジネス・モデルに直接影響を及ぼすもので同社のリスクになるだろう、とクリエイティブ・ストラテジーズは見ているようだ。

利用時、注意すべきこと