米アラバマ州で来月行われる上院補欠選挙の共和党候補で同州の最高裁判事だったロイ・ムーア氏は27日、過去に少女らにわいせつ行為を行ったとの疑惑を報じられたことについて、あらためて疑惑を否定した。

ムーア氏はこの日、約2週間ぶりに遊説を再開。今月初めに米紙ワシントン・ポストが最初に疑惑を報じて以来、ムーア氏は選挙活動を控え、質問を受けることを避けてきた。

ムーア氏は集まった支持者ら120人余りを前に、疑惑は誤りかつ悪意に基づく主張であり、民主・共和両党の政治家は自身を落選させようと必死になっていると指摘。「まさに汚い政治の表れだ。現代の不道徳を示している」と述べた。

また、一連の疑惑は「本当の問題」から国民の気をそらすのが狙いだとし、「政治家は選挙に勝つために手段を選ばない」と語った。

ロイターはムーア氏に関する疑惑について、独自に確認できていない。

トランプ大統領はムーア氏を擁護する立場を示したが、ホワイトハウス当局者は大統領が補欠選のためにムーア氏の応援に回ることはないと述べた。

セッションズ司法長官の上院議員辞任に伴うアラバマ州の補欠選は12月12日に行われる。上院(定数100)における共和党の議席は52と、過半数をかろうじて上回る状況にあり、共和党は重要法案を可決させるために議席を維持する必要に迫られている。

[ヘナガー(米アラバマ州) 27日 ロイター]
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