[22日 ロイター] - 人工知能(AI)開発企業オープンAIのサム・アルトマン最高経営責任者(CEO)が、次世代原子力技術を開発している新興企業オクロの会長を退任することが22日発表された。オクロ共同創業者のキャロライン・コクラン氏は「オープンAIの可能性を含め、有力なAI企業との戦略的提携の模索」を続けるとコメントし、両社が提携する可能性が出てきた。

オクロの共同創業者ジェイコブ・デウィットCEOが会長も兼任する。発表後の22日の時間外取引で、オクロの株価は前日より11%超下落した。

オクロは2027年までに同社初となる小型モジュール式原子炉の開発を目指している。

オクロは24年5月、アルトマン氏が手がけた特定目的会社(SPC)を通じて米国で株式を上場した。

AIのブームが電力消費量を押し上げ、世界のIT関連企業が二酸化炭素(CO2)排出量を実質ゼロにすることを目指す中で、原発への関心が急上昇している。

オクロは今年3月、小型モジュール式原子炉「オーロラ」の統合認可取得に向け、米原子力規制委員会(NRC)に対して申請前準備評価を届け出た。オクロは昨年12月、米西部ラスベガスを拠点とするデータセンター運営会社、スイッチへ電気を供給することで合意した。

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