[ムンバイ 2日 ロイター] - インドルピーが2日の取引で過去最安値を更新した。米国経済に対する懸念や地政学リスクを背景に世界的に株価が下落し、インド株も値下がりしている。
ルピーは過去最安値の1ドル=83.7525ルピーまで下落。先月31日に記録した過去最安値(83.7450ルピー)をわずかに下回った。
現地時間午後2時45分(日本時間午後6時15分)現在、ルピーは0.04%安の83.7450ルピー。
市場関係者によると、インド準備銀行(RBI、中央銀行)は、ルピーを下支えするため国営銀行を通じてドルを売ったもよう。
NSE指数(ナショナル証券取引所に上場する50銘柄で構成)とSENSEX指数(BSE=ボンベイ証券取引所=に上場する30銘柄で構成)はいずれも1%以上下落した。
ドル指数は0.2%下落して104.2となった。大半のアジア通貨は上昇し、0.1─1.8%高となっている。
HDFCセキュリティーズの外国為替調査アナリスト、ディリップ・パーマー氏は、RBIの介入によりルピーは変動が抑えられ、引き続き徐々に下落するとの見方を示し、83.57─83.77のルピーの範囲で推移すると予想した。