[25日 ロイター] - ブラジル地理統計院(IBGE)が25日発表した7月中旬の消費者物価指数が予想を下回った。このためエコノミストの間では、中央銀行が8月1―2日に開く次回会合で50ベーシスポイント(bp)の利下げに踏み切る道が開かれたとの見方が広がっている。

7月中旬の消費者物価指数は前月比0.07%下落し、ロイターがまとめたエコノミスト予想の0.01%下落よりも大幅な落ち込みを記録。前年比上昇率も3.19%と、予想の3.26%に比べて下振れた。

消費者物価はこの先、前年比ベースの押し下げ効果が剥落していくと予想されているが、今のところ政府が今年定めた目標の3.25%よりも低い。

こうした中で2021年3月から昨年8月までインフレを抑え込むために計1175bpもの利上げを実施してきた中銀は、8月から利下げを開始するとみられている。

利下げ幅の予想はこれまで25bpが大勢だったが、消費者物価の数字で状況が変わった形だ。

パンテオン・マクロエコノミクスのチーフ中南米エコノミスト、アンドレス・アバディア氏は「本日の消費者物価からは中銀が来週50bpの利下げができる状況になったことが分かる。物価情勢は改善が続いている」と述べた。

インテルのチーフエコノミスト、ラファエラ・ビクトリア氏も、中銀の最もタカ派的な政策委員の目線で見ても、最初の利下げが50bpとなる余地がもたらされたと指摘した。

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