[ベルリン 10日 ロイター] - ドイツのピストリウス国防相とフランスのルコルニュ国防相は10日、ベルリンで会談し、大幅に遅れていた戦車の共同開発プロジェクトを前進させるため、工程表を年末までにまとめる方針を打ち出した。
両氏は各々の国の軍司令官に対し、9月にフランスで開く次回の国防相会談、もしくは遅くとも第4・四半期内に、共同開発する戦車の性能について概要を書類にまとめるよう指示。これを基にドイツのショルツ首相とフランスのマクロン大統領に提案を行うと説明した。
両国は2017年、戦闘機と戦車の共同開発で合意。しかしその後、意見の不一致や延期が相次ぎ、安全保障政策における米国との関係や、エネルギー問題を巡る不和で悪化していた両国関係の悪化に拍車を掛ける格好となっていた。
ピストリウス氏は「悲観論やうわさが飛び交っているが、われわれはこの共同プロジェクトを望む」と述べ、早ければ2035年に戦車を稼働させる方針を確認。ルコルニュ氏は「プロジェクトの外交段階を脱し、具体的な作業を開始したい」と述べた。