妻は家で支配されることを恐れて逃げ出そうとし、夫は見捨てられることを恐れて結婚にしがみついた。

結局、この2人は離婚を選んだ。それでも相手の振る舞いの底にあるトラウマを理解できた結果、ロックダウンが解除されて別居が可能になるまでの日々を、少しは平穏に過ごすことができた。

トラウマの存在に気付くことは重要だ。遠い過去に受けた心の傷が、大人になってからの人間関係に影響を及ぼすことは珍しくない。

いくらセラピーに通っても効果がないと感じたら、以上3つの理由が当てはまらないか考えてみてほしい。そしてトラウマを抱えていることに気付いたら、夫婦間の問題より、そのトラウマの解消に取り組むほうが先かもしれない。

あらゆる夫婦関係が長続きするわけではないし、終わらせたほうがいい関係もある。いずれにせよ、不安があったらセラピストに相談してほしい。それで人生が好転するチャンスはある。

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