[シドニー 13日 ロイター] - ウエストパック銀行とメルボルン研究所が13日発表した4月のオーストラリア消費者信頼感指数は95.8となり、5カ月連続で低下した。インフレの高まりや金利上昇リスクが家計や消費意欲を圧迫した。

指数は前月比0.9%、前年同月比19.6%低下し、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)前の水準付近となった。

3月に発表された予算案には税控除やガソリン税の引き下げが盛り込まれたが、国民の心理に与える影響は限定的にとどまったようだ。

また、東海岸で起きた大規模洪水も圧迫要因となった。

ウエストパックのチーフエコノミスト、ビル・エバンズ氏は「今回の調査では金利、インフレ、天候が引き続き消費者心理を圧迫していることが改めて示された」と語った。

早ければ6月にも利上げが実施されるとの見方が広がる中、住宅ローンを抱える人の間ではセンチメントが9.2%悪化した。

今後1年間に金利上昇を見込む人の割合は約7割と、この質問が初めて含まれた2016年8月以来の高水準に達した。

1年前と比べた家計状況を示す指数は4.8%低下、今後1年間の家計見通しを示す指数も0.9%低下した。

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