15歳のその少女は何発も弾を受け、血を流しながらエルサレムの歩道に横たわっていた。男が歩み寄って頭を一発撃ち、少女は絶命した。また「英雄」が「テロリスト」を始末したのだ。あるいは、ここでは見慣れた超法規的な処刑だろうか?

 言葉さえ変わった。昨今のメディアは、殺人のことを「無力化」と表現する。

 我々はもう、このような恐ろしい悲劇を見ていられない。血塗られた制服、教科書が詰まった鞄、歩道一面に舞うノートの切れ端。そして小さなはさみ。少女が年配の男を刺そうとした時に使ったものだ。占領者イスラエルに対する復讐の刃。

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 これがイスラエル占領地の日常だ。夜襲、抑圧と屈辱、差別的な壁、住居の取り壊し、イスラエル人専用の道路、バリケード、教会やモスクの焼き討ち。イスラエル人入植者や警察による銃乱射。灰色で、希望のない毎日。

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 だからといって、占領地での死を正当化するつもりはない。この少女のような子供たちは政治運動の一部ではなく、うまく行き過ぎた抑圧の申し子だ。この子供たちは、彼らの犠牲者と同様の犠牲者なのだ。

遺体を返還しないという罰

 エルサレム警察は、過去数カ月の間に「テロ行為」で殺されたパレスチナ人たちの遺体を返還していない。遺族に対する罰の一つだ。現在、10人の遺体が警察の手元に留め置かれている。

 イスラエルの3人のクネセト(国会)議員、ジャマル・ザハルカ、バサル・ガタス、そして筆者は先週、遺体の遺族と弁護士たちと会い、かねてから連絡を取っていた国家安全保障相に遺体の返還を求める手紙を渡した。
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 だがネタニヤフ首相は我々の行動を反体制運動の先駆けと見た。我々は裏切り者かそれよりひどいレッテルを貼られた。イスラエルの民主主義は多数派の統治を意味し、人権や少数者の権利は無視している。多数派による専制の危険が常につきまとっているのだ。