相次ぐ印ロ高官の会談
ロシアはインドへ急速に接近している。
ロシアのエネルギー副大臣のロマン・マルシャビンは、8月20日にインドのパンカジ・ジャイン石油天然ガス省事務次官とエネルギー協力について協議した。
翌21日にはモスクワで、インドのスブラマニヤム・ジャイシャンカル外相がロシアのセルゲイ・ラブロフ外相と会談した(参考記事:インドとロシアの両外相がモスクワで会談...貿易関係強化で合意、トランプ関税ほぼ影響せず)。その際、ジャイシャンカルはプーチンが年末までにインドを訪問する可能性が高いと述べた。
「第二次世界大戦後、印ロ関係は世界で最も安定した主要国間の関係の1つだ」
ジャイシャンカルによれば、両国は二国間貿易を拡大することで一致した。その上で、インドがIT、建設、エンジニアリング分野の技能を持つ労働者をロシアに送り、ロシアの労働力不足を支援する計画を明らかにした。
ISWのアナリストらは、「(トランプの)二次制裁はロシア経済にさらなる打撃を与える。ウクライナ戦争資金の要である原油収入を損なうことになるだろう」との評価を裏付けるとしている。
「ロシアのインドへの積極的なアプローチは、二次制裁によって、インドによるロシア産エネルギー購入量が減少することを阻止したいという考えの表れだ」
次のページ