<トランプの打ち出した二次制裁案に怯えるロシアは、同国産エネルギーの売り先を必死に探している>

米シンクタンクの戦争研究所(ISW)は、ロシアが「外交的努力を大いに費やし、インドを懐柔しようとしている」との見方を発表した。これは、ロシアが二次制裁を恐れていることの表れであるという。

「(ウラジミール・)プーチンやロシア高官は、インドとの関係を安定、強化するために相当な時間と労力を割いている。ロシアがインドを重要な収入源と見なしている証左だ」と、ISWは8月21日に発表したロシアの攻勢キャンペーンに関する評価の中で述べた。

ロシアによるインド接近は、米ロ関係が悪化する中で起きている。

ドナルド・トランプはロシア産原油の購入を理由に、インドに対し追加で25%の関税を課した。その後、プーチンに対してウクライナ戦争の和平に協力しなければ「非常に深刻な結果」がもたらされると警告した(本誌は、ロシア外務省と米国務省にコメントを求めている)。

ロシアの外交攻勢の強化は、西側諸国による制裁に起因する経済的打撃、特に西側諸国ではない貿易相手国にまで影響を及ぼす可能性のある二次制裁への懸念が高まっていることの表れだ。インドは現在、ロシア産原油の主要な購入国となっており、ヨーロッパ市場の空白を埋めている。

在ロシア・インド大使館によると、2024年度(2024年4月~2025年3月)の両国間の貿易額は過去最高の687億ドルに達した。その大部分がロシアからのエネルギー輸出によるものだった。

相次ぐ印ロ高官の会談
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