赤くただれた「10種類ルーティン」

ある動画では、わずか6分間に10種類の製品を肌に塗り重ねた少女の顔が、その動画の終盤には赤くただれ、目に見える炎症を起こしていた。

本研究の共同筆者でノースウェスタン大学非常勤講師のタラ・ラグ医師は次のように語る。

 

「[その動画の]少女は塗布中から違和感や焼けるような感覚を訴え始め、動画の最後には明らかな皮膚反応が現れていました」

「美白」偏重と「消費主義」の影

研究チームはまた、こうした美容動画における美的表現やメッセージ性にも、気がかりな傾向があると指摘する。

「一部の動画には、より明るく白い肌を理想とする暗黙の『人種コード』が含まれています。こうした美容術からは消費主義との結びつきも見られます」

これらの美容動画は子供たちに対して、何ら健康的なメリットももたらしていないと研究の結論で断じている。しかし、親や小児科医などの専門家が介入するのは、SNSのアルゴリズム上、ほぼ不可能だという。

ヘイルズ医師は次のように述べる。

「美しさ・細さ・白さ」
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