サンサルバドルから車で1時間、2023年1月に開設した広大な複合施設の設計と運営には、収監に対する妥協のない哲学が反映されている。受刑者は、窓のない大きな檻の中に閉じ込められ、家具は最小限だ。

私物や本はおろか家族からの手紙も禁止。囚人は1日23.5時間を独房の中で過ごし、中央の廊下で運動や宗教活動をする時間は1日30分と短い。食事は主に豆、米、プランテーン(バナナの一種)で、肉類は提供されない。

脱出は不可能だ。施設は電化フェンスと19の監視塔に囲まれ、1,000人の武装警備員、警察、兵士が巡回している。毎日24時間365日、消灯はなく、武装した看守が常に監視している。懲罰房は、天井の穴から小さな光が差し込む以外は真っ暗だ。

ありとあらゆる人権違反が疑われている。恣意的な逮捕、証拠なき拘禁、集団審理、弁護人へのアクセス制限......。裁判を待つ間に被疑者が死亡する例も増えているという。

米国人が強制的に外国の刑務所に移送されることになれば、憲法上の大きな争点となる可能性が高い。ルビオは、最も危険な犯罪者の収容施設を低コストで引き受けようというブケレの提案を「信じられないような、前例のない寛大な提案」と評したが、政権による法的審査が必要だと指摘した。

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