[ベルリン 17日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のラウテンシュレーガー専務理事は、最近のインフレ率と成長率の鈍化は想定内で、利上げ見通しに影響するものではないとの認識を示した。
ポリティコとのインタビューで語った。ラウテンシュレーガー氏はECB内でタカ派の急先鋒。
ユーロ圏の経済指標は、鉱工業生産からセンチメント指標に至るまで過去数カ月低調な数字が続いており、投資家の間では最初の利上げは来年にずれ込むとの見方が出ている。
同氏は、依然として2019年に動きがあると予想するかとの質問に、自身の見解は変わっていないと強調。「考えを変える前に3月発表の見通しを見極めたい。私は統計を重視しており、状況は依然予想の範囲内だ」と述べた。
また同氏は、どの金利が最初に引き上げられるかが議論の1つになると指摘した。
かつて市場のベンチマークとされた主要政策金利は0%だが、ここ数年主要金利として機能している中銀預金金利はマイナス0.4%。市場参加者の多くは、ECBはまず預金金利を引き上げると予想している。
最近のインフレ率の鈍化については、エネルギー価格のベース効果を考慮すると予想されていたことと述べ、「コアインフレ率は大幅に鈍化していない」と指摘した。