中途半端に終わった「挑戦」
「リベラルを代表する言論・報道機関とまだ世間で辛くも認識されている朝日新聞の中にいながらにして、自社の報道を含めたリベラル勢力の矛盾や問題点を問うという行為には、まだわずかなりといえども意味はあると信じたいし、自分の属する陣営への愛ゆえの雑言(?)が、リベラルの復権に少しでもつながることを望んでやまない」
残念ながら、甘えがにじみ出る文章で彼の望みがかなうことはないだろう。私も考えが近いせいか、厳しい言葉になってしまうが、「挑戦」が中途半端なままに終わっているのがなんとも惜しい。もし彼の挑戦が結実するとすれば、辞める気がないと書いている朝日新聞に「さよなら」と決別し、彼自身が自分の足で新しい一歩を踏み出した時だろう。その時、著者の論考は「甘え」を脱して、現実をより直視したものになるように思えてならない。本当にできるのならば、ではあるのだが。
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