緊急事態宣言が出された前後、「欧米のような厳しいロックダウンをしなくても、日本人は自らを律するので、要請だけでも大丈夫」といった意見があちこちで聞かれた。実際、多くの人はいろいろ我慢して、自発的にコロナ対策に協力している。
とはいえ、箱根駅伝でも話題になったように、もはや「日本人は...」と一括りにはできない。個人的な話で恐縮だが、年末にかつての卒業生らとオンライン忘年会をした時、上司などから飲み会に誘われて困る、あるいは誘われないまでも上司などが日常的に飲み会を続けているらしい、といった話しがあちこちから出てきた。
幸いというか筆者の卒業生はそういったことに加担しておらず、その点おおいに誇らしく思ったが、一方で「強制されていないから好きにする」という者の行動が結局は強い規制を招く、しかも多くの場合、当人たちがそれを理解しないことには辟易せざるを得なかった。
あえて言えば、生活がかかっているわけでもないのに「ほころび」を大きくする者が感染しても自業自得かもしれない。しかし、医療現場への負担を含めて、その影響は真面目に協力している人にまで及ぶ。良識に頼る対策は、限界と言わざるを得ないだろう。
※当記事はYahoo!ニュース 個人からの転載です。
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