ムガベの後を受けたムナンガグワ大統領は、ムガベほど攻撃的なレトリックを用いないが、基本的にはムガベ路線を継承している。そのため、「黒人の正義」を振りかざしながらも特定の人間だけが利益を得る構図は、基本的にそのままだ。
また、かつてはムガベなどごく一部にすぎなかった人種の政治利用は、欧米諸国をはじめ世界中に広がりつつあるが、アフリカも例外ではなく、例えば南アフリカでは経済停滞で社会的な不満が大きくなるにつれ、ジンバブエと同様に白人の土地の強制徴収を求める黒人の声も大きくなっている。
ムガベの死は一つの時代の終わりを告げるとしても、アフリカの苦悩は今後も続くといえるだろう。
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