アンドルー王子はエプスタインとの関係を断ったと主張した後も「また一緒に遊ぼう」とメールを送っていた。アンドルー王子は「殿下」や「ヨーク公爵」の称号を自主的に使わないと表明したものの、法的には称号を保持している。

英国では議員が王族を批判することは議会規則で禁止されている。称号の剥奪には国王の同意か、議会による法改正が必要だ。「しかし国王が自らに不利益な決定を下すことはあり得ず、議会も実際には王の許可なしには手出しできない。王室特権は民主的統制の外に置かれている」

ガーディアン紙は「議会は『王室の財布』を管理する最古の民主的権限を放棄してしまった。ジュフリーさんの苦しみが明らかにしたのは王室が社会の他の誰より説明責任から遠ざかっている現実だ。彼女の死は特権が説明責任を上回ってはならないという教訓を突きつけた」という。

【関連記事】
ニューズウィーク日本版 ベトナム化するイラン戦争
2026年9月1日号(8月25日発売)は「ベトナム化するイラン戦争」特集。

曖昧すぎる目標、敵国の軽視、自国軍事力への過信……長期化・泥沼化したベトナム戦争との共通点

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます