アンドルー王子はエプスタインとの関係を断ったと主張した後も「また一緒に遊ぼう」とメールを送っていた。アンドルー王子は「殿下」や「ヨーク公爵」の称号を自主的に使わないと表明したものの、法的には称号を保持している。

英国では議員が王族を批判することは議会規則で禁止されている。称号の剥奪には国王の同意か、議会による法改正が必要だ。「しかし国王が自らに不利益な決定を下すことはあり得ず、議会も実際には王の許可なしには手出しできない。王室特権は民主的統制の外に置かれている」

ガーディアン紙は「議会は『王室の財布』を管理する最古の民主的権限を放棄してしまった。ジュフリーさんの苦しみが明らかにしたのは王室が社会の他の誰より説明責任から遠ざかっている現実だ。彼女の死は特権が説明責任を上回ってはならないという教訓を突きつけた」という。

【関連記事】
ニューズウィーク日本版 進化する世界の鉄道
2026年10月20日号(10月14日発売)は「進化する世界の鉄道」特集。

鉄道黄金期を迎えたヨーロッパを旅する――コリン・ジョイス(ジャーナリスト)/豪快かつ特異なアメリカ大陸鉄道史/膨張する中国鉄路の野望/「夢の超特急」リニアの現実/韓国、アフリカ、インド……世界を駆ける鉄道新事情

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます