「気をつけろ、ICEが来たぞ」――移民摘発の覆面部隊を追う市民の「監視インフラ」

MINNEAPOLIS RISES

2026年1月29日(木)17時35分
アイマン・イスマイル (スレート誌記者)

1月14日にはICE捜査官とベネズエラ人の男性、その男性の逮捕を阻もうとした市民2人の間で小競り合いが起き、ICEがまたも発砲し、ベネズエラ人の脚を撃った。

その際、市民2人は雪かき用のシャベルなどで「武装」していたとされるが、ドナルド・トランプはそれを根拠に大昔の「反乱法」の適用までほのめかしている。


近所でのICEの活動に反発

ミネアポリス南部に住む男性ニックは、シグナルを用いてICEの行動を監視するネットワークの管理人の1人だ。彼がこの活動に関わったのは12月の初め。その頃からICEの活動が気になり始めたという。

「本当に手に負えなくなったと感じたのは、隣人の1人が連行された日だった」と彼は言う。その後もICEは戻ってきた。「3度目に戻ってきたときには、こっちも組織化されていた。奴らを監視し、警報を鳴らす......以来、その繰り返しだ」

やがてニックは、自宅周辺の地域における監視活動の中心的存在となった。彼のチャットは、ICEの動きを追跡・監視したい地元の人々にとって貴重なツールだ。

今ではボランティアが確認済みのICE車両データベースとナンバープレートを照合し、ICEの動きを追跡し、徒歩や車両で地区をパトロールし、最新情報を提供している。

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