最新記事
ルペン

欧州議会の新右派会派「欧州の愛国者」、仏国民連合が主導 3番手の勢力

2024年7月9日(火)11時17分
マリーヌ・ルペン

7月8日、ハンガリーのオルバン首相が結成したEU欧州議会の新たな右派会派「欧州の愛国者」は、マリーヌ・ルペン氏が率いるフランスの極右「国民連合(RN)」が同会派を主導することになったと発表した。写真は7日、フランス総選挙決選投票の一部結果を受けて記者らと話すルペン氏。パリで撮影(2024年 ロイター/Sarah Meyssonnier)

ハンガリーのオルバン首相が結成した欧州連合(EU)欧州議会の新たな右派会派「欧州の愛国者」は8日、マリーヌ・ルペン氏が率いるフランスの極右「国民連合(RN)」が同会派を主導することになったと発表した。

これにより欧州の愛国者にはRNの欧州議員30人が加わって総勢84人となり、欧州議会で3番目に大きな会派が誕生した。

RNは8日に欧州の愛国者に合流。オーストリアの自由党、ハンガリーのフィデス、チェコの中道右派「ANO」は既に同会派入りに合意していた。

新会派は目標として反移民に加え、ブリュッセルのEU本部から加盟国へ、より多くの権限を移行することを掲げている。新会派は、フォンデアライエン欧州委員長の続投を支持した中道右派「欧州人民党(EPP)」との対立軸となりそうだ。

新会派の会長に選出されたRNのバルデラ党首は「われわれは愛国者勢力として、国民と市民に仕えるために行政機関を取り戻すとともに政策を新しい方向へ向けることを目指し、協力して取り組む」と表明した。

新会派には、フィデスから11人、イタリアの「同胞」から8人が加わっている。新会派は、イタリアのメローニ首相率いる右派政党が入る「欧州保守改革(ECR)」よりも大きな勢力となった。



[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

Copyright (C) 2024トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

ニューズウィーク日本版 イラン革命防衛隊
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2026年3月24号(3月17日発売)は「イラン革命防衛隊」特集。イスラム神権国家を裏からコントロールする謎の軍隊の歴史と知られざる実力

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

原油先物下落、ホルムズ海峡巡る日欧声明や米の供給拡

ワールド

EU首脳、中東のエネルギー・水関連施設への攻撃停止

ビジネス

EU、エネ価格高騰で一時的措置検討へ 減税など視野

ビジネス

今年の財貿易伸び1.9%に鈍化、WTO予想 イラン
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:イラン革命防衛隊
特集:イラン革命防衛隊
2026年3月24日号(3/17発売)

イスラム神権国家を裏からコントロールする謎の軍隊の歴史と知られざる実力

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え時の装いが話題――「ファッション外交」に注目
  • 2
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期スペイン女王は空軍で訓練中、問われる「軍を知る君主」
  • 3
    韓国製ミサイル天弓-II、イラン戦争で96%迎撃の衝撃 ──「成功」が招く自国防衛の弱体化
  • 4
    第6回大会を終えて曲がり角に来たWBC
  • 5
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 6
    「マツダ・日産・スバル」が大ピンチ?...オーストラ…
  • 7
    原油高騰よりも米国経済・米株市場の行方を左右する…
  • 8
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する…
  • 9
    【衛星画像】イラン情勢緊迫、米強襲揚陸艦「トリポ…
  • 10
    トランプ暴走の余波で加熱するW杯「ボイコット論」..…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期スペイン女王は空軍で訓練中、問われる「軍を知る君主」
  • 3
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が発生し既に死者も、感染源は「ナイトクラブ」
  • 4
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 5
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 6
    第6回大会を終えて曲がり角に来たWBC
  • 7
    【衛星画像】イラン情勢緊迫、米強襲揚陸艦「トリポ…
  • 8
    ズボンを穿き忘れてる! 米セレブ、下を穿かず「目の…
  • 9
    韓国製ミサイル天弓-II、イラン戦争で96%迎撃の衝撃 …
  • 10
    住宅建設予定地に眠っていた「大量の埋蔵金」...現在…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 5
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 6
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 7
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 8
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 9
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 10
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中