最新記事

英王室

「完璧なマナー」「一流」 ウィリアム皇太子、メーガン妃への「ジェスチャー」に称賛の声

Prince William's 'Gesture' To Meghan Markle After Queen's Death Goes Viral

2023年2月5日(日)20時00分
ジェームズ・クロフォード=スミス
イギリスのウィリアム皇太子

ウィリアム皇太子(2022年11月) Leon Neal/Pool via REUTERS

<確執が噂されるウィリアム夫妻とヘンリー夫妻だが、女王の死の直後に皇太子が見せた振る舞いに、改めて注目が集まっている>

英国のヘンリー王子が、回顧録『スペア』の中で明かした兄のウィリアム皇太子との確執が話題となる中、エリザベス女王が死去した際に、ウィリアム皇太子がヘンリー王子の妻であるメーガン妃に対して取った振る舞いが、改めてネット上で注目を集めている。

■【動画】昨年9月、ウィリアム皇太子がメーガン妃を前にして見せた「完璧」な振る舞い

TikTokのユーザーが投稿したのは、エリザベス女王がスコットランドで死去した2日後の2022年9月10日に報道カメラによって撮影された映像だ。投稿から24時間以内に25万回以上閲覧され、「いいね」は5000件以上、コメントは300件寄せられている。

ヘンリーとメーガンは当時、チャリティーツアーで英国を訪れていた。そこに女王の健康状態が悪化しているという知らせが入り、ヘンリーはウィリアムが先に到着していたスコットランドに移動。メーガンはキャサリン皇太子妃と共にウィンザー城の敷地内にあるそれぞれの自宅に滞在した。

そして女王の死から2日後、ウィリアム、ヘンリー、メーガン、キャサリンの4人は、多くの花が手向けられたウィンザー城前に姿を見せた。4人がそろって公の場に登場したのは、2020年のヘンリーとメーガンの最後の公務以来、初めてのことだった。ヘンリー夫妻はその後、王室を離脱して米国に移住している。

当時、ウィリアム夫妻とヘンリー夫妻の不仲説が報じられていたため、4人が喪服姿でそろって登場すると、マスコミや世間は彼らのやり取りに注目した。

今回TikTokに投稿された映像では、ウィリアムが側近と挨拶を交わした後、後ろを振り返ってメーガンを紹介する様子が捉えられている。彼のこの行動について、映像のキャプションには、「ヘンリー王子の回顧録では語られなかったウィリアム王子の親切な振る舞い」と書かれている。

「紳士でマナーが完璧」「一流の人間」

これについて、一部のユーザーはウィリアムを賞賛。「彼は紳士で、マナーが完璧だ」「ウィリアムは一流の人間だ!」などとコメントしている。

しかし、それに疑問を呈するユーザーもいる。「誰かの存在に気づいた振る舞いが、親切な態度と言えるのか。それとも単なるマナー?」「彼はただ彼女の存在に気づいただけでは?」といった意見も上がっている。

女王の死後、ヘンリーとメーガンは兄夫婦との関係について、Netflixのドキュメンタリー番組『ハリー&メーガン』で語っている。ヘンリーは『スペア』の中でも言及し、同書のプロモーションのために行った多くのインタビューでも明かしてきた。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

トランプ氏、ウォルツ大統領補佐官解任し国連大使に指

ワールド

米との鉱物協定「真に対等」、ウクライナ早期批准=ゼ

ワールド

インド外相「カシミール襲撃犯に裁きを」、米国務長官

ワールド

トランプ氏、ウォルツ大統領補佐官を国連大使に指名
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:英語で学ぶ 国際ニュース超入門
特集:英語で学ぶ 国際ニュース超入門
2025年5月 6日/2025年5月13日号(4/30発売)

「ゼロから分かる」各国・地域情勢の超解説と時事英語

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    日本の未婚男性の「不幸感」は他国と比べて特異的に高く、女性では反対に既婚の方が高い
  • 2
    マリフアナを合法化した末路とは? 「バラ色の未来が来るはずだったのに...」
  • 3
    タイタニック生存者が残した「不気味な手紙」...何が書かれていた?
  • 4
    ウクライナ戦争は終わらない──ロシアを動かす「100年…
  • 5
    インド北部の「虐殺」が全面「核戦争」に発展するか…
  • 6
    MRI検査で体内に「有害金属」が残留する可能性【最新…
  • 7
    悲しみは時間薬だし、幸せは自分次第だから切り替え…
  • 8
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」では…
  • 9
    クルミで「大腸がんリスク」が大幅に下がる可能性...…
  • 10
    朝1杯の「バターコーヒー」が老化を遅らせる...細胞…
  • 1
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 2
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 3
    MRI検査で体内に「有害金属」が残留する可能性【最新研究】
  • 4
    中国で「ネズミ人間」が増殖中...その驚きの正体とは…
  • 5
    ロシア国内エラブガの軍事工場にウクライナが「ドロ…
  • 6
    日本の未婚男性の「不幸感」は他国と比べて特異的に…
  • 7
    パニック発作の原因の多くは「ガス」だった...「ビタ…
  • 8
    マリフアナを合法化した末路とは? 「バラ色の未来…
  • 9
    使うほど脱炭素に貢献?...日建ハウジングシステムが…
  • 10
    私の「舌」を見た医師は、すぐ「癌」を疑った...「口…
  • 1
    【話題の写真】高速列車で前席のカップルが「最悪の行為」に及ぶ...インド人男性の撮影した「衝撃写真」にネット震撼【画像】
  • 2
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 3
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 4
    健康寿命を伸ばすカギは「人体最大の器官」にあった.…
  • 5
    【心が疲れたとき】メンタルが一瞬で “最…
  • 6
    間食はなぜ「ナッツ一択」なのか?...がん・心疾患・抜…
  • 7
    北朝鮮兵の親たち、息子の「ロシア送り」を阻止する…
  • 8
    【クイズ】世界で最も「半導体の工場」が多い国どこ…
  • 9
    クレオパトラの墓をついに発見? 発掘調査を率いた…
  • 10
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中