最新記事

日本企業

RIZAPグループ株式会社、今期1000億円企業へ。
グローバル戦略を本格化!

PR

2016年7月1日(金)10時00分

RIZAPグループ株式会社ロゴ

海外進出を強化し、グローバル戦略を本格化

 新たな局面に挑むRIZAPグループ株式会社の戦略の中でも注目されるのが、海外への本格進出だ。RIZAPは現在、国内に76店舗、すでに海外にも5カ国に6店舗を展開している。海外進出は創業当初から計画されていた戦略で、2012年11月には上海店をオープン。国内の地盤を確立した2014年には本格的に海外進出を開始し、シンガポールと台湾に海外事業部を設立。今年2月にはトレーニングジムが数多く並ぶアメリカ・サンタモニカへの進出も果たした。さらにこれまではマーケティングやリサーチも含めた小規模店舗の展開に留まっていたが、昨年の6月に海外では初となる大型店舗を香港に出店。そのグローバル戦略が、今後さらに加速する。

「3年以内に海外店舗数が国内を上まわるように事業を拡大していく計画を立てています。それぞれの国のルールや国民性などの状況をしっかりと分析し柔軟に対応はしていきますが、『結果にコミットする。』このコンセプトは変わりません。RIZAPの源泉は、お客様の人生を変えるお手伝いをすることにあり、この価値は世界のどこにおいても変わらず、必要とされるサービスだと私たちは確信しています」

 海外での成功の鍵も、やはりトレーナーの使命感。そのためにRIZAPの理念に共感し、同様のサービスを提供できるトレーナーを各国で時間をかけて育成していくという。RIZAPのノウハウを一方的に輸出するのではなく、現地に根付かせることで、RIZAPブランドを世界各地でより強固なものにしていく戦略だ。

 このRIZAPだけではなく、『どろあわわ』など美容・健康商品の海外展開を推進するために、越境EC販売のノウハウを持つアリババ株式会社と業務提携を結ぶなど、グループ全体で本格的な海外進出に挑む。

 すべては『「人は変われる。」を証明する』ために。日本で生まれたサービスは海外でもブレイクするか。その動向は、ますます注目を集めそうだ。


海外店舗

今、あなたにオススメ

関連ワード

ニュース速報

ワールド

トランプ氏、習主席と30日に韓国で会談=ホワイトハ

ワールド

ガザ地表の不発弾除去、20─30年かかる見通し=援

ビジネス

米ブラックストーン、7─9月期は増益 企業取引が活

ビジネス

米EVリビアン、600人規模の人員削減へ=関係筋
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:脳寿命を延ばす20の習慣
特集:脳寿命を延ばす20の習慣
2025年10月28日号(10/21発売)

高齢者医療専門家の和田秀樹医師が説く――脳の健康を保ち、認知症を予防する日々の行動と心がけ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    報じられなかった中国人の「美談」
  • 2
    【2025年最新版】世界航空戦力TOP3...アメリカ・ロシアに続くのは意外な「あの国」!?
  • 3
    【クイズ】1位は「蚊」...世界で「2番目に」人間を殺している動物は?
  • 4
    「ママ、ママ...」泣き叫ぶ子供たち、ウクライナの幼…
  • 5
    ハーバードで白熱する楽天の社内公用語英語化をめぐ…
  • 6
    国立大卒業生の外資への就職、その背景にある日本の…
  • 7
    汚物をまき散らすトランプに『トップガン』のミュー…
  • 8
    「石炭の時代は終わった」南アジア4カ国で進む、知ら…
  • 9
    【ムカつく、落ち込む】感情に振り回されず、気楽に…
  • 10
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 1
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 2
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号返上を表明」も消えない生々しすぎる「罪状」
  • 3
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多い県」はどこ?
  • 4
    今年、記録的な数の「中国の飲食店」が進出した国
  • 5
    【クイズ】1位は「蚊」...世界で「2番目に」人間を殺…
  • 6
    【2025年最新版】世界航空戦力TOP3...アメリカ・ロシ…
  • 7
    本当は「不健康な朝食」だった...専門家が警告する「…
  • 8
    報じられなかった中国人の「美談」
  • 9
    「認知のゆがみ」とは何なのか...あなたはどのタイプ…
  • 10
    「ママ、ママ...」泣き叫ぶ子供たち、ウクライナの幼…
  • 1
    かばんの中身を見れば一発でわかる!「認知症になりやすい人」が持ち歩く5つのアイテム
  • 2
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 3
    「大谷翔平の唯一の欠点は...」ドジャース・ロバーツ監督が明かすプレーオフ戦略、監督の意外な「日本的な一面」とは?
  • 4
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 5
    増加する「子どもを外注」する親たち...ネオ・ネグレ…
  • 6
    悲しみで8年間「羽をむしり続けた」オウム...新たな…
  • 7
    バフェット指数が異常値──アメリカ株に「数世代で最…
  • 8
    「日本の高齢化率は世界2位」→ダントツの1位は超意外…
  • 9
    お腹の脂肪を減らす「8つのヒント」とは?...食事以…
  • 10
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中