最新記事
ダイエット

「絶対に太る!」7つの食事習慣、 なぜダイエットに失敗し続けるのか? 【管理栄養士が教える】

2025年2月27日(木)10時01分
岡田明子(管理栄養士)*DIAMOND Onlineからの転載
「絶対に太る!」7つの食事習慣、 なぜダイエットに失敗し続けるのか? 【管理栄養士が教える】

New Africa -shutterstock-

<痩せたいと思っていてもなかなか痩せられない......そんな人は、知らず知らずに行っている「太る習慣」があるかもしれません。今回は、体重増加につながる食事習慣をまとめました。(管理栄養士 岡田明子)>

「満腹」と感じるまでどのくらいかかる?

習慣1 早食い

食事を取る時間がいつも15分以内であったり、数人で食事をしている時に必ず1番早く食べ終わるなど「人より食べるのが早いな」と感じる方は要注意です。

食欲は脳の視床下部にある「満腹中枢」と「摂食中枢」によりコントロールされています。お腹が一杯になると満腹中枢が刺激され、「食べるのをやめよう」と脳から指令が出るのですが、この満腹中枢が「満腹」を感知するまで15分~20分ほどかかるといわれています。


15分以内に食べ終わってしまう方は、満腹中枢が刺激される前に食べ終わることになるので、満足感が得られずつい「もうちょっと何か食べようかな」となってしまいます。

また、食べ物の消化、吸収が速いと血糖値の上昇を招きます。同じ食事内容でも、早食いすると血糖値がより上昇し、急激な血糖の上昇を抑えるためにインスリンの分泌が増え、それが脂肪細胞に糖を取り込ませ、脂肪として体内に蓄積するのです。

この習慣を改善するには「1口で30回以上噛んで食べる」ことを目標に。自然とゆっくり食べることにつながります。噛む回数を数えるのが面倒な方は、1回の食事を20分以上かけるよう心がけるのも手です。また、1口ごとに箸を置きながら食べることも、ゆっくりと食事をする助けになります。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

中国、来年は積極的なマクロ政策推進 習氏表明 25

ワールド

ロ、大統領公邸「攻撃」の映像公開 ウクライナのねつ

ビジネス

中国、来年は積極的なマクロ政策推進 習氏表明 25

ワールド

フィンランド、海底ケーブル損傷の疑いで貨物船拿捕 
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:ISSUES 2026
特集:ISSUES 2026
2025年12月30日/2026年1月 6日号(12/23発売)

トランプの黄昏/中国AI/米なきアジア安全保障/核使用の現実味......世界の論点とキーパーソン

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめる「腸を守る」3つの習慣とは?
  • 2
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    世界最大の都市ランキング...1位だった「東京」が3位…
  • 5
    「すでに気に入っている」...ジョージアの大臣が来日…
  • 6
    マイナ保険証があれば「おくすり手帳は要らない」と…
  • 7
    中国軍の挑発に口を閉ざす韓国軍の危うい実態 「沈黙…
  • 8
    「衣装がしょぼすぎ...」ノーラン監督・最新作の予告…
  • 9
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」…
  • 10
    「サイエンス少年ではなかった」 テニス漬けの学生…
  • 1
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 2
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 3
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 4
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 5
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 6
    中国、インドをWTOに提訴...一体なぜ?
  • 7
    マイナ保険証があれば「おくすり手帳は要らない」と…
  • 8
    海水魚も淡水魚も一緒に飼育でき、水交換も不要...ど…
  • 9
    アベノミクス以降の日本経済は「異常」だった...10年…
  • 10
    「衣装がしょぼすぎ...」ノーラン監督・最新作の予告…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 5
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切…
  • 6
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした…
  • 7
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 8
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 9
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 10
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入と…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中