最新記事
海外ドラマ

待望の「アレックス・クロス」役をつかんだオルディス・ホッジがその魅力を語る

Playing an Iconic Character

2024年12月5日(木)11時58分
H・アラン・スコット(ライター、コメディアン)
オルディス・ホッジ

追い求めてきた役をつかんだ充実感でいっぱいと語るホッジ MICHAEL ROWE/GETTY IMAGES FOR IMDB

<犯罪心理学者の刑事アレックス・クロス役を30年の積み重ねの末ついに手に入れた、オルディス・ホッジのキャリアと成功>

1995年の映画『ダイ・ハード3』で子役デビューして以来、オルディス・ホッジは精力的にキャリアを積み重ねてきた。その努力が、ついにアマゾンプライム・ビデオの『アレックス・クロス~狙われた刑事~(CROSS)』(11月14日配信開始)で報われた。「30年間のキャリアが、これにつながった。そう思うよ」

ホッジが演じるのは、犯罪心理学を駆使して連続殺人犯を捕まえる刑事アレックス・クロス。ジェームズ・パターソンの人気小説から生まれたこのキャラクターは、モーガン・フリーマンやタイラー・ペリーの主演で何度も映画化されてきた。「もし自分が出演していなかったら、観客として夢中になっていたな。これこそ私が待ち焦がれていたドラマだから」


しかも、このドラマは第1話の配信が始まる前から第2シーズンの制作が決まっていた。「実に思い切った決断だ。スタッフ、キャスト、プロデューサー、脚本家、みんなの仕事が評価された結果であり、ありがたいこと。このドラマは特別で、参加できたことは本当に幸運だ」。そう語るホッジに、本誌H・アラン・スコットが話を聞いた。

◇ ◇ ◇


──クロスのどこに魅力を感じた?

個人的にも、アフリカ系アメリカ人の1人としても思うけれど、このキャラクターはすごく的確に描かれている。妙な先入観や偏見がなく、アフリカ系アメリカ人の文化にきちんと敬意を表してくれている。クロスという男はいろんな人と話をし、私たちが互いを分断するのではなく、理解し合うのを助けている。今の時代にこういう役を演じられる自分は幸せだ。

対談
為末大×TAKUMI──2人のプロが語る「スポーツとお金」 セカンドキャリアの前に「考えるべき」こととは?
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

米、複数の通商合意に近づく 近日発表へ=ベセント財

ワールド

米テキサス州洪水の死者69人に、子ども21人犠牲 

ワールド

韓国特別検察官、尹前大統領の拘束令状請求 職権乱用

ワールド

ダライ・ラマ、「一介の仏教僧」として使命に注力 9
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプvsイラン
特集:トランプvsイラン
2025年7月 8日号(7/ 1発売)

「平和主義者」のはずの大統領がなぜ? 核施設への電撃攻撃で中東と世界はこう変わる

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「飲み込めると思った...」自分の10倍サイズのウサギに挑んだヘビの末路
  • 2
    アリ駆除用の「毒餌」に、アリが意外な方法で「反抗」...意図的? 現場写真が「賢い」と話題に
  • 3
    「飛行機内が臭い...」 原因はまさかの「座席の下」だった...異臭の正体にネット衝撃
  • 4
    「本物の強さは、股関節と脚に宿る」...伝説の「元囚…
  • 5
    シャーロット王女の「ロイヤル・ボス」ぶりが話題に..…
  • 6
    コンプレックスだった「鼻」の整形手術を受けた女性…
  • 7
    「シベリアのイエス」に懲役12年の刑...辺境地帯で集…
  • 8
    為末大×TAKUMI──2人のプロが語る「スポーツとお金」 …
  • 9
    孫正義「最後の賭け」──5000億ドルAI投資に託す復活…
  • 10
    ギネスが大流行? エールとラガーの格差って? 知…
  • 1
    「飲み込めると思った...」自分の10倍サイズのウサギに挑んだヘビの末路
  • 2
    ディズニー・クルーズラインで「子供が海に転落」...父親も飛び込み大惨事に、一体何が起きたのか?
  • 3
    「やらかした顔」がすべてを物語る...反省中のワンコに1400万人が注目
  • 4
    後ろの川に...婚約成立シーンを記録したカップルの幸…
  • 5
    【クイズ】「宗教を捨てる人」が最も多い宗教はどれ?
  • 6
    職場でのいじめ・パワハラで自死に追いやられた21歳…
  • 7
    為末大×TAKUMI──2人のプロが語る「スポーツとお金」 …
  • 8
    仕事ができる人の話の聞き方。3位は「メモをとる」。…
  • 9
    「本物の強さは、股関節と脚に宿る」...伝説の「元囚…
  • 10
    普通に頼んだのに...マクドナルドから渡された「とん…
  • 1
    「飲み込めると思った...」自分の10倍サイズのウサギに挑んだヘビの末路
  • 2
    「コーヒーを吹き出すかと...」ディズニーランドの朝食が「高額すぎる」とSNSで大炎上、その「衝撃の値段」とは?
  • 3
    「あまりに愚か...」国立公園で注意を無視して「予測不能な大型動物」に近づく幼児連れ 「ショッキング」と映像が話題に
  • 4
    庭にクマ出没、固唾を呑んで見守る家主、そして次の…
  • 5
    10歳少女がサメに襲われ、手をほぼ食いちぎられる事…
  • 6
    JA・卸売業者が黒幕説は「完全な誤解」...進次郎の「…
  • 7
    「ママ...!」2カ月ぶりの再会に駆け寄る13歳ラブラ…
  • 8
    気温40℃、空港の「暑さ」も原因に?...元パイロット…
  • 9
    燃え盛るロシアの「黒海艦隊」...ウクライナの攻撃で…
  • 10
    ディズニー・クルーズラインで「子供が海に転落」...…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中