ウクライナとトルコ首脳が会談、安保協力強化で合意
2025年11月トルコ・アンカラで撮影 REUTERS/Umit Bektas
Daren Butler Max Hunder
[イスタンブール/キエフ 4日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は4日、トルコのエルドアン大統領とイスタンブールで会談し、安全保障分野での協力強化で合意したと発表した。
ウクライナはロシアとの戦闘で培った知見・技術を生かそうとしている。
ゼレンスキー氏はエルドアン氏と安保協力に関する「新たな措置」に合意したと述べ、詳細は両国のチームが近く詰めるとした。「これは何よりも、われわれがトルコを支援できる分野に関するものだ。専門知識、技術、経験だ」とテレグラムに投稿した。
ウクライナはすでにサウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、カタールと安保協力協定を締結し、他の複数の中東諸国と同様の取り決めについて協議中だとしている。
ゼレンスキー氏は、ガスインフラの共同整備やガス田の共同開発における協力の可能性についても協議したと述べた。
トルコ大統領府によると、エルドアン氏はゼレンスキー氏に対し、ウクライナとロシアの戦争終結に向けた交渉を引き続き支持すると伝えた。また黒海の海上安全を極めて重視しており、エネルギー供給の安全確保が不可欠だと強調した。
先週、ロシアを出港した原油タンカーがドローン攻撃を受け、ボスポラス海峡近くの黒海で爆発した。タンカーはシエラレオネ船籍でトルコ企業が運営。トルコは、攻撃は自国の領海のすぐ外側の排他的経済水域(EEZ)で行われ、国際法に違反するとし、このような事案は黒海における人命・財産、航行、環境に深刻な危険をもたらすと批判した。





