日本の格付け「A+」に据え置き、見通しは「安定的」=S&P
S&Pグローバル・レーティングのロゴ。2025年1月に撮影。REUTERS/Dado Ruvic
[東京 30日 ロイター] - S&Pグローバル・レーティングは30日、日本の長期ソブリン格付けを「A+」で据え置くと発表した。アウトルックも引き続き「安定的」とした。
S&Pは日本の格付けについて「強い対外ポジション、豊かで多様化された経済、強固な政治システム、高水準の貯蓄を持つ金融システムを反映している」と指摘。「近年、力強い歳入の伸びが財政赤字の縮小に寄与してきた一方、地政学的な緊張や対外的な不確実性が経済成長を押し下げ、財政赤字の拡大につながる可能性がある」とした。
日本の経済成長が継続的かつ大幅に他の高所得経済の国々の水準を下回り、かつ日本経済の競争力の継続的な悪化を反映してさらに円安が進む場合、格下げする可能性があるという。
一方で、歳入の伸びが、政府が計画する歳出増を下支えし、かつ円安が大幅に進まない場合、または、一段と強固な政策余地と柔軟性を持ちつつ、金融政策の信頼性が大きく改善した場合には、格上げする可能性があるとしている。





